地形情報利用シンポジウム ~自治体森林系GISにおける地形情報の先進的利用例から~
主催:災害低減共同研究機関
日時:2018年1月17日(水) 13:30~17:30 18日(木) 10:00~17:00
会場:1月17日:TKPスター貸会議室 四谷 第1会議室
1月18日:森林総合研究所多摩森林科学園 アクセス
集会の趣旨
WebGISをはじめとするインターネット技術の進歩によって、山地の空間情報を低コストで活用できる環境が整いつつあります。森林系の行政分野ではそのような最新技術を十分に活かしきれていない状況にありますが、自治体の中には空間情報の活用や発信に関して、非常に先進的な取り組みを行っている事例も出現しています。一方、研究者の側もこのようなインターネット技術を利用することで、研究成果の社会実装を加速できる環境が出現していることを十分に認識できていない状況にあります。本シンポジウムでは、1月17日に各自治体における先進的な取り組みにおいてキーパーソンとなった方々に講演いただき、今後の空間情報の活用方法や研究成果の社会実装の方法について議論をできればと思います。また、18日には多摩森林科学園周辺で、実際のデータを用いた現地検討会を行って、フィールドで地形情報を利用する際の楽しさや問題点について意見交換を行いたいと考えています。なお、本シンポジウムは、平成29年度農林水産技術会議委託プロジェクト・農林水産分野における気候変動対応のための研究開発 「山地災害リスクを低減する技術の開発」の推進のための研究集会として行います。
プログラム(変更の可能性あり)
会場:TKPスター貸会議室 四谷 第1会議室
1月17日 研究シンポジウム
- 13:30 開会 シンポジウム趣旨説明 大丸 裕武(森林総合研究所)
- 13:40 プロジェクトの紹介 鈴木 秀典(森林総合研究所)
- 14:00 森林・林業におけるQGISの活用(仮題) 喜多 耕一(北海道)
- 14:40 行政データのオープンデータ化 吉永 知恵美(静岡県)
- 15:20-15:30 休憩
- 15:30 ひなたGISの開発と活用(仮題) 落合 謙次(宮崎県)
- 16:10 木材生産からの森林ゾーニング(仮題) 泉川寛子(長野県)
- 16:30 山地防災からの森林ゾーニング(仮題) (長野県 米山 雄樹)
- 16:50 市町村レベルでの森林ゾーニング(仮題)(岐阜県郡上市 日置 欽昭)
- 17:30 閉会(四谷駅周辺で懇親会を予定)
1月18日 現地検討会
会場:森林総合研究所多摩森林科学園
(10時までに科学園入りに集合、講師の方は高尾駅から送迎します)
- 10:00 会場集合
- 10:20 趣旨説明 (森林総合研究所 大丸 裕武)
- 10:30~16:30 ショートセミナーと現地検討会
- 17:00 閉会(高尾駅解散)
注意事項
- 森林科学園内に十分な駐車スペースがないため車でのお越しはご遠慮ください。
- 森林科学園内を歩きますので汚れても良い履き物(山靴等)をご準備ください。
お問い合わせ・連絡先:F_riskdown2アットml.affrc.go.jp
アットは@に変えてください